Hidcote manor garden
8月27日
成田空港から飛び立ち飛行機に揺られること11時間…ついにイギリスにやってきました。
海外は中学校のとき家族旅行でグアムに行ったときぶり、ほぼ初めてといって差支えなのによくここまで来たものだと、自分の行動力と運を褒めてあげたい…
最初はヒドコート・マナー・ガーデンでの研修になります。
ロンドンより車で2時間北にいったところあたり、コッツウォルズ地方にあります。
コッツウォルズといえば、黄色味のかかった壁と灰色の屋根の家が有名、というかそれで統一しているのかな?そんな地域で、ヒドコート・マナーの建物もコッツウォルズ風でした。古くからあるものらしいので、風というより立派なコッツウォルズ建築です。
左下の方に見えるのが入り口で、こちらの建物は今では事務所やカフェとして有効活用されつつ保存されています。
解放されているスペースでは、お庭に関する情報を見ることができたり、英国風の家具がそろえられた部屋を見ることができます。
こちらは、このお庭のトレードマークともいえる木で、Cedar(シダ―)と言われていました。これはヒマラヤスギ属の属名なのですが、ヒマラヤスギ属とそれに似たものたちをまとめてCedarと呼んでしまうみたいです。
とっても立派。
また、イギリスの庭と言ったら芝、といっても過言じゃないくらいイギリス庭園には芝がありますが、こちらにも立派な芝がありました。
よく見ると、ストライプの線が入っていますが、イギリス人からするとこのストライプが良いのだそうです。
確かにカッコイイ。でも人工的な感じが否めないなあと、森育ちの日本人の自分は思ってしまうのですが、確かに、イギリス庭園の写真ではこのストライプよく見るような…
今後は気を付けて見ていきたいなあと思います。
あと、気づいたところが、きれいに整備された芝だろうとロープで仕切られていなければお客さんたちはがんがん踏み込んでいきます。これはこれでいいみたい。その分、入ってほしくない芝エリアはきちんとロープで仕切られています。
お客さんは芝の上を歩きたいし、庭師さんもせっかくきれいにしているから入ってほしい、でも見た目が大事なところや弱っているところには入って欲しくない、この線引きがきちんとされていて、合理的だなあと思いました。