チャンピオンツリー
研修中のある朝「今日はチャンピオンツリーの人がくるから」的なことを言われました。
チャンピオンツリー
響きがとても強そう。
なんだそれ。
つまりは大きい木のことで、高さとか直径で決まるみたいです。
このチャンピオンツリーの方はイギリス中、たまには大陸の方にまで足を運びつつ木々を計測している、この道20年のベテランだそうです。
20年分の軌跡ノートを見させてもらいましたが、量も歴史感もすごかった。
チャンピオンツリーの話のなかで「日本にもすごいやつがあるよ。日本のCryptomeriaはすごい!」て言われたのですが、最初Cryptomeriaが何だか分からなかった、聞いたことはあったけど...
スギのことでした。林学出身として流石にスギくらいは覚えておこうと反省しました。
このスギ、確かに日本には大きいものがたくさんある。
だけど驚いたのが、イギリスとかアイルランドだと10mそこそこにしかならないということ。風が強くて倒れちゃうかららしい。たぶん土がしっかりしてないとかも原因になってると思う。
アイルランドのボタニカルガーデンにあったスギがこれ。
このもこもこしているのが、1本(多くても2,3本)の杉の木。
大抵は倒れては起き上がり、倒れては起き上がりを繰り返してこういう形になるんだそう。
中はこんな風になってました。
それはもういろんな枝やら幹がごっちゃになってさながらアスレチックのよう。
子どもに人気のスポットらしいです。せっかくなので一緒になって遊んできました。
木登り楽しい。
余談。
いろんな庭を巡り歩いていたらアイルランドで2番目のチャンピオンツリー(Cryptomeria)に会いました。
No2チャンピオンはこの三つ並んでいるスギたち。根っこはひとつらしいです。
ただ、倒木が思いっきり倒れ掛かっちゃってるのはこれでいいのだろうか。